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当院の手術

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手術室

通常の手術室よりも高性能のフィルターで空気中の塵埃や細菌を除去することによって、クリーン度(※)がクラス1000のバイオクリーンルームになっています。

※クリーン度とは、一定の体積中にある塵埃の数で表したものです。クラス1000とは、米国連邦規格において、1立方フィートの空間に0.5ミクロン(0.0005mm)以上の浮遊物質(微粒子)が1000個以下の空気清浄度を意味します。(1フィート=約30cm)

手術室内には、レントゲン・CT・MRIなど手術に必要な画像を大画面で表示でき、関節鏡手術のモニターとしても活用できる大型ディスプレイが設置されています。

また、手術器具の滅菌を安全かつ的確に行うために、ステラッド(過酸化水素水低温プラズマ滅菌システム)を2台配備しています。

当院の手術実績

当院では、2004年4月の開設から2018年12月までの約15年間(2014年11月~2015年2月:増改築工事に伴う病棟と手術室の閉鎖期間)に約3,800件の手術が行われています。全手術の86%が全身麻酔(3,250件)で、そのうち84%が人工関節(2,027件)と脊椎(702件)の手術です。
当院では、この「人工関節」と「脊椎」の手術が多く、県内外からたくさんの患者様が手術を受けに来られています。特に人工股関節の手術件数は、福井県では毎年1位の実績があります。

手術件数
人工関節置換術脊椎手術他の手術手術総数
total2,0277021,0603,789
 2018年  1186648232
 2017年  1286750245
 2016年  1245769250
 2015年985336187
 2014年1115037198
 2013年  1214489254
 2012年  1534783283
 2011年  12855104287
 2010年  16359106328
 2009年  1484191280
 2008年  1575869284
 2007年  1666084310
 2006年  1623366261
 2005年  152776235
 2004年  98552155

2014年11月~2015年2月:手術室工事

人工関節置換術
脊椎の手術

股関節の手術(骨切り術)

股関節の持続性の痛みをきたす原因として、以下の3つの代表的疾患が考えられます。

  • 変形性股関節症
  • 大腿骨頭壊死症
  • 関節リウマチ

いずれの疾患も、まず薬物やリハビリテーションなどの保存的治療や生活指導が基本です。しかし、それらの治療でも疼痛が改善されず機能的に日常生活に支障をきたす場合には、手術治療があります。その手術の中で、股関節を切除して人工の金属を挿入するという人工股関節置換術が代表的ですが、当院では、 に対しては、状況に応じて人工関節を入れずに(関節を温存して)、症状の改善が期待できる手術(骨切り術)も行っています。

Ⅰ 変形性股関節症に対する骨切り術(関節温存手術)

変形性股関節症は、股関節の軟骨が徐々にすり減って骨や関節が変形する疾患で、成人の股関節疾患でもっとも多い病気です。我が国では、先天性股関節脱臼や寛骨臼形成不全(かんこつきゅうけいせいふぜん:股関節の骨盤側の屋根の形成が悪い病気)に起因するものがほとんどです。

変形性股関節症のX線病期分類

本症は軟骨のすり減り具合に応じて、レントゲン画像において前・初期・進行期・末期の病期分類に分けられます。軟骨が広範囲に消失している末期には人工股関節置換術が適応となりますが、前・初期のように軟骨がほとんどすり減っていない時期には、寛骨臼回転骨切り術(RAO:Rotational Acetabular Osteotomy)が有効です。

RAOは、臼蓋を球状にくりぬくように骨盤の骨切りを行い、臼蓋を回転移動させ、大腿骨頭を被覆させる手術です。術後2週頃より部分荷重を開始し、術後約2か月で1本杖で退院します。本手術は、変形性股関節症の進行を阻止もしくは遅らせる効果があります。

左:臼蓋形成不全症(手術前)と右:寛骨臼回転骨切り術(RAO)後

Ⅱ 大腿骨頭壊死症に対する骨切り術(関節温存手術)

大腿骨頭壊死症は、大腿骨頭を栄養する血行が障害され、骨頭が壊死を起こす疾患です。壊死した骨は弱くなり、体重を支えきれずにつぶれてしまい(圧潰)、強い痛みが出現します。骨折や脱臼など原因がはっきりしている続発性と原因のわからない特発性に分けられ、特発性の中ではステロイド剤をたくさん投与された方やアルコールを多飲された方に起こりやすいといわれています。
有効な保存的治療はなく、年齢・壊死の部位・大きさ・骨頭圧潰の程度に応じて、手術治療を決定します。若い方で、壊死範囲が小さく、骨頭圧潰の少ない場合は、大腿骨頭回転骨切り術(TRO:Transtrochanteric Rotational Osteotomy)が有効です。


術前

大腿骨頭回転骨切り術(TRO)後

TROは、大腿骨頚部で骨切りして骨頭を回転させることによって、壊死範囲を荷重のかからない部位に移動させて健常な骨で支えるようにする手術です。壊死範囲が大きい場合や骨頭が陥没変形している場合には人工股関節置換術が適応となります。

大腿骨頭壊死症(手術前)

術前MR

大腿骨頭回転骨切り術(TRO)後

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